居酒屋でのアルバイトのシフトはかなり多く入れているのです。
学費を自分で出さなければいけない状況なために、休んでばかりもいられません。
それこそまるでフリーターのように、かなりの回数をアルバイトに割いている状態なのです。
最初のうちは新鮮な気持ちもあったから頑張れましたけれど、やはりこういうのって続けていくと段々辛いって気持ちも増えてきてしまいました。
それでも、学校に通うためにもどうしても収入を得る必要がありました。
バイト先でとても仲良くしてくれたのが25歳のフリーターの女性です。
アキナさんは私よりもずっと前からこの居酒屋でアルバイトをやっていて、親切で頼れる先輩でした。
気が合うこともあって、随分と関係は良いものになっていきました。
その日の居酒屋の営業時間も終わって、一緒に食事を食べてから帰宅することになったのです。
翌日は休日だったし、本当にほっとした気分になっていました。
ちょっと飲みに行こうよと誘われて、彼女と軽く乾杯することになったんです。
まさか彼女の口からとんでもない発言が出るとは、考えてもいませんでした。
食事を兼ねてお酒を飲んでいたのですが、今日は奢るからなんて言ってきちゃったんですよね。
彼女もフリーターだからそんなにお金があるわけないのに、大丈夫なのかなって思ってしまいました。
「実はね、フリーターの仕事の収入以外にも、別の収入を得られているから大丈夫なんだ」
満面の笑みで言ってきたのです。

他の収入?宝くじとか当たったのかもしれないとその時は思いました。
だけど話していくうちにそのようなものではなく、愛人契約して愛人生活をすることができていると言い出したのです。
正直目を丸くしてしまいました。
そんな関係を作るようなタイプには見えなかったこと、また彼女見た目がかなり太っていたし、男性から好まれるような奇麗な顔しているわけでもありませんでした。